総合カタログ
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製品・サービスガイドSTBUSBメモリなどにデータを入れ替えて表示する場合や、初回に保存したコンテンツをずっとループ再生する場合などには、スタンドアローン型のSTBが最適です。キャンパス内の各棟にあるディスプレイに映像を配信する場合、ローカルネットワークの構築が可能か確認し、棟同士がネットワークで接続されていない場合は、インターネット環境をご用意いただき、クラウド型のSTBが必要になります。会社案内の動画は更新頻度が低く、完成版の素材をループ再生で利用することが多いため、差し替え作業はほとんど発生しません。したがって、スケジュール管理機能は通常必要ありません。複数のプロジェクターを使用して映像を投影する場合、それぞれのプロジェクターが同期して映像を再生できるSTBが必要です。1つの建物内にある複数の部屋に映像を配信する場合、ローカルネットワークの構築(建物内LAN配線)が必要となり、対応するオンプレミス型のSTBが必要になります。広範囲にある拠点の映像配信には、クラウド型STBが便利です。本社からの一括管理も容易に行えます。イベント告知など、常に最新情報を表示するコンテンツはお客様ご自身で随時更新されるため、容易に配信更新でき、スケジュール管理機能を有するSTBが適しています。ショールームなどで商品の紹介映像を流す場合、商品にRFIDタグなどを貼り付け、その信号をトリガーにして映像を再生する方法もあります。インタラクティブ機能を有するSTBが適しています。279・映像の出力先は何か所ですか?・それぞれの出力先は離れていますか?・映像の出力を一括管理する必要はありますか?1つのディスプレイのみに映像を映したい。キャンパス内の各棟にあるディスプレイに配信したい。・どのような映像を流したいですか? コンテンツは、「完パケ(完成版)素材」または「お客様にて更新」のどちらですか?・再生方法は、「ループ再生」「スケジュール再生」、または「特定の動作をきっかけに再生」のいずれですか?・インタラクティブ機能は必要ですか? など会社案内を映したいプロジェクションマッピングを行いたい「合わせて確認」コンテンツ制作は誰が?天気予報やニュースなどのリアルタイムな情報取得には、ランニングコストがかかります。クラウド型は、クラウドサーバーの維持費などにランニングコストがかかります。オンプレミス型も、機器の台数によってはランニングコストが発生する場合があります。初期費用のみでの運用か、ランニングコストが発生しても良いかなど、事前に確認するようにしてください。複数の部屋に配信したい。全国にある店舗のモニターに映像を配信したい。固定のコンテンツとイベントの告知を放映したい商品を置いたタイミングで映像を再生したいSTBの選定ポイント製品ガイド STB(セットトップボックス)①映像を映す場所の範囲を確認回答例:②映像コンテンツの種類と再生方法回答例:③ランニングコストの許容範囲LEDビジョンやディスプレイに映像を映すなど、コンテンツ配信が必要な場合は、STBの導入をご検討ください。この質問を通して、スタンドアローン型・オンプレミス型・クラウド型のいずれのSTBが最適か判断できます。 この質問を通して、コンテンツの内容だけでなく、完全同期の必要性や配信スケジュール管理機能の要否などを把握することができます。初期ヒアリングで確認させていただく事項は、以下の3点です。※詳細は次頁を参考にして下さい。プロジェクター投影や映像演出の内容によっては、ハードウェアとソフトウェアの連携が重要になります。コンテンツ制作や映像調整をどこで行うかも確認しておきましょう。コンテンツ制作をご検討の場合は、当社でも承ります。

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